公務員試験【憲法】のおすすめ参考書全16冊を紹介【2020年】

公務員試験
以下にあてはまる人向け
  • 一番使える憲法の本を使いたい
  • 他のみんなが使っている参考書がどうなのか知りたい
  • 独学に向いている本で勉強したい

こういった悩みを解決するため、書店に並ぶテキストや過去問など全16種類の参考書を確認し、長所短所やおすすめ度を記載します。

憲法おすすめ本:テキスト編

伊藤塾の公務員試験 憲法の点数が面白いほどとれる本

おすすめ度:★★★★★

特徴
  • 導入書の手本
  • 分かりやすい解説で用語を説明してくれる
  • 一つずつ丁寧な分、量はある程度制限されている

『憲法の点数が面白いほどとれる本』法律系が苦手な方専用の本です。導入書として必要である、順を追う説明を行ってくれます。得意な方には説明過多と感じるでしょう。ボリューム不足ではありますが問題集で細部を固めるため、勉強効率を妨げない良書です。

寺本康之の憲法 ザ・ベストプラス

おすすめ度:★★★★☆
(チャーリィ式勉強法なら★★★★

特徴
  • 表現が程よくくだけており、取っ付きやすい
  • YouTubeで講義動画がある
  • 出題頻度が低すぎるものもあり、少々余計
  • 判例の重要箇所をまとめたものが欲しい

『ザ・ベストプラス』はなるべく受験生が理解できるよう適度にくだけた表現を使うため、気楽に読み進められ勉強のやる気を無くさせません。良書です。出題頻度が低いものは記載があるので、飛ばして学習しましょう。

おすすめ度が5になる理由として、この本は出版社がYouTubeで公式の講義動画をアップロードしています。この動画が非常に分かりやすく、当サイトでも講義動画での学習を推奨しているため、併用する際おすすめ度が上がります。

郷原豊茂の憲法 新まるごと講義生中継

おすすめ度:★★★☆☆

特徴
  • 判例の解説が分かりやすい
  • 余談が多いため、まとまりに欠ける

『郷原豊茂の憲法』は分かりやすいのですが余談が多いです。関連性の薄いローマ五賢帝、ゾロアスター教など世界史で登場する語句が登場します。読み物として面白く、読書ついでに勉強しようと思う方と相性が良いでしょう。

試験攻略入門塾 速習!憲法

おすすめ度:★★★☆☆

特徴
  • 適度に解説されている
  • ボリュームも損なっておらず、バランスが取れている
  • 赤文字が多すぎるため、重要箇所が絞り切れていない
  • 会期に関する箇所など、肝心の数字部分が赤文字でない

『速習!憲法』は解説・ボリュームともに損なわれていない数少ない参考書です。赤文字が多く多いところでは見開きの半分が赤文字と、要点が絞れていない印象を受けます。一方よく問われる任期や議席数など数字に関する箇所は赤文字でないため、問題集で確認する必要があります。

全体としてはバランスの良い参考書で問題なく使用可能です。

公務員試験Vテキスト 憲法

おすすめ度:★★☆☆☆

※ 最近表紙が変更しました
特徴
  • シリーズの中ではそれほど悪くない
  • ほぼ出題されない箇所が載っており非効率

受験生からの評価がなにかと芳しくない『Vテキスト』ですが、同シリーズの他科目と比較すると相対的に悪くない参考書です。しかし解説が少なく、試験に重要でない箇所も多いため非効率です。他の参考書をおすすめします。

ゼロからはじめる!テキストクイックマスター憲法

おすすめ度:★☆☆☆☆

特徴
  • 単元ごとの出題傾向を示すグラフが有用
  • 図表や補足が少なく分かりづらい

大学の参考図書のような印象です。読み物に慣れている方はむしろ分かりやすいかもしれません。公務員試験は多科目なため、素早く勉強できる本を評価しています。そのためおすすめ度を低く設定しました。

憲法おすすめ本:問題集編

公務員試験 スピード解説 憲法

おすすめ度:★★★★★
問題数:143問

特徴
  • 問題数がちょうど良い
  • 余計なページがなく、表題通りスピード感を持って取り組める
  • 解説があっさりしている

『スピード解説』憲法の演習にもってこいの問題集です。問題数、出題範囲ともに絶妙なため効率の良い学習が望めます。本のレイアウトも良く、最低限のテキストパートがあるのみなので、1問また1問と行える工夫がなされています。

解説があっさりしているので、憲法が苦手と感じる方は『スー過去』など標準的な問題集を使用するのが良いかと思います。

出たDATA問 過去問精選問題集 憲法

おすすめ度:★★★★★
問題数:150問

特徴
  • テキストパートなどを排除したシンプルな問題集
  • 単元ごとの出題傾向のデータが細かく、対策しやすい
  • 全問題に頻出度があり、対策しやすい
  • 問題の難易度が分からない

『出たDATA』は余計な装飾が全くないシンプルな問題集です。そのため固い印象なのですが、実際解答の解説内容はどの問題集も似ており『クイマス』などに近いです。問題数もちょうど良く、この1冊で十分本番に対応可能です。

新スーパー過去問ゼミ 憲法

おすすめ度:★★★★★
問題数:226問

特徴
  • 単元ごとのテキスト部分が最もまとまっている
  • 問題がバランスよく出題されている
  • 憲法にしてはやや問題数が多い

『スー過去』はとにかくテキストパートが絶妙にまとまっている良書です。憲法は他の法律系科目と比べ易しいと感じる方が多く、法律系が得意な方は導入書なしでも勉強可能です。その際テキストパートの完成度が高い『スー過去』がおすすめになります。

もう一つ有名な問題集に『クイマス』があります。こちらは別途比較をまとめております。

公務員試験 過去問 新クイックマスター 憲法

おすすめ度:★★★★☆
問題数:237問

特徴
  • 単元ごとのテキスト部分がまとまっている
  • 全問題に頻出度があり、対策しやすい
  • 憲法にしては問題数が多い

『クイマス』が『スー過去』より優れている特徴は、全問題に頻出度が記載されていることです。そのため独学の方が対策しやすい問題集となります。『スー過去』よりも問題数が多いので試験に幅広く対応可能な反面、他の科目に割く時間も必要なため、問題数のバランスは次点となります。

『スー過去』『クイマス』各科目の問題数は上記まとめに記載しております。

だからカコモンで克服!憲法

おすすめ度:★★★★☆
問題数:91問

特徴
  • テキスト+問題集のオールインワンタイプ
  • 判例ごとに索引があり復習しやすい
  • 判例に対する細かな解説がない
  • 問題数がやや少ない

『だからカコモン』シリーズはテキストが多めの問題集です。民法や行政法など覚える箇所が多い科目だとどっちつかずな印象なのですが、憲法はある程度範囲が限られているので有用です。全91問とやや少ないので、その分確実に覚えましょう。

公務員試験 出るとこ過去問 憲法セレクト100

おすすめ度:★★★☆☆
問題数:100問

特徴
  • 必要な問題がコンパクトにまとまっている
  • 解答前にポイントが設けられており学習しやすい
  • 統治に関する演習量がもうひとつ

『出るとこ過去問』は問題数が比較的少ないですが、憲法は全科目に等しく時間を設ける必要がなく100問でも力になります。判例に関する問題数は十分ですが、統治系は暗記箇所が増えるため問題数が10問程度補うとなお良い印象です。

その分要点はコンパクトにまとまっており、さっと勉強するのに良い問題集です。

Q&A+過去問でいっきにわかる憲法

おすすめ度:★★★☆☆

特徴
  • 1問1答タイプの問題集
  • 1問ずつなためさっと復習しやすい
  • 本試験と出題方法が異なるため1冊だけに頼るのはリスキー

『Q&A+過去問』のような1問1答タイプの問題集は、ちょっとした空き時間などの復習に向いており、補助的に使用するのが効果的です。本試験では5択などで出題されるため、試験通りに主題される問題集と併用しましょう。

また隣ページには大きく解答が載っていますので、うっかり見えないよう注意が必要です。

憲法おすすめ本:その他編

公務員試験 法律5科目 まるごとエッセンス

おすすめ度:★★★★★

特徴
  • 一度憲法を勉強した人が復習に使用する本
  • 試験直前(会場前など)に大活躍
  • これ1冊では試験範囲を網羅できない

『まるごとエッセンス』は試験直前に効果を発揮します。試験会場では全科目を見直すことが難しく、重要箇所まとめ本が大変重宝されます。また試験本番までに手につけていなかった際の帳尻合わせにも使用することが可能です。

公務員試験ここから始める法律6科目入門

おすすめ度:★★★☆☆

特徴
  • 法律系6科目を概観する本
  • 素早く各科目の概要を知ることができる
  • 非常にコンパクトなため各内容を網羅できていない

『ここから始める法律6科目』は正確には憲法の参考書ではなく法律科目の参考書です。良くまとまっており、とりあえず法律系科目を知りたい方には良い1冊です。

憲法は他の法律系科目と比べ簡単に感じる方が多いため、この1冊+問題集でも何とかなりそうですが、民法や行政法をこの1冊で補うのは難しいため、結果的に憲法も憲法だけにフォーカスした参考書を選ぶのが良いでしょう。

公務員試験 2020 六法

おすすめ度:★☆☆☆☆

特徴
  • 六法そのものに興味がある人向け
  • 条文が詳しく知りたい場合の辞書がわりになる
  • 試験対策に使用するには時間がかかりすぎる
  • 出題頻度など試験対策の手がかりとなる情報に乏しい

こちらも正確には憲法ではなく六法の参考書です。条文がそのまま載っているため細かな知識を求めたい方には向いていますが、導入書・問題集としてともに使用しづらいためおすすめ度は低く設定しました。

1冊のみでは問題を取りこぼすことになるので、別途問題集をお忘れなきよう。

おすすめ度が高い本を選ぶと良い

どれが良いか選べない方はおすすめ度が5の本から選びましょう。憲法は比較的易しい科目ですので、問題集から始めても良いかもしれません。余計なお金や時間をかけず、自分にあった勉強を行なってください。

憲法以外の本のまとめもこちらに記載しました。

今回はあくまでおすすめ度ですので、それぞれ目的やニーズに対して適している本は異なります。おすすめ度が低いものでも良い本はたくさん見受けられました。

アニメや音楽と同じように参考書もまた好みが分かれるものです。おすすめした本の中で納得がいかなさそうな物があれば、他の本も検討してみてください。

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