PR

【人文科学】の参考書・過去問でおすすめする15冊をキビしく評価

history教養科目
記事内に広告が含まれています。
 

人文科学はどの参考書がおすすめなの?

使いやすい参考書が知りたい!

みんなが使っている参考書が使いたい!

こんなことがわかります
  • 人文科学のわかりやすい参考書がわかる
  • 人文科学の参考書の評判・口コミ・使いやすさがわかる

公務員試験の教養科目って、勉強しづらいです・・・。

とくに人文科学は「高校で勉強したくらいのレベル」のように、範囲があいまいで、独学生にとって対策しづらくなっています

今回は、すこしでも対策しやすいよう、参考書をテキスト → 問題集 → 要点集・一問一答集の順でとりあげ、キビしく評価していきます。

※ 2022年、各参考書の評価を見直しました。

スポンサーリンク

人文科学のおすすめ参考書:テキスト編

公務員試験 寺本康之の人文科学 ザ・ベスト ハイパー

おすすめ度:★★★★★

特徴
  • 試験に必要なところだけが、厳選されている
  • 文体がやわらかく、とっつきやすい
  • 重要度・頻出度があるので、対策しやすい

『ザベストハイパー』は、公務員試験に必要なところだけがつまった参考書です。

最大の特徴は、ムダのない構成であることです。後述する『ザベストプラス』から一新、試験に関係ないところは全カットしています。もっとも効率よく勉強ができるため評価を5とします。

またこのシリーズは文体がやわらかく、勉強がニガテ・きらいな人にとっつきやすい参考書になっています。

Amazon概要より

章末には本試験から一部抜粋した一問一答のテストもあるので、知識が定着しやすかったです。

「とにかく手早く試験に合格したい」という効率厨におすすめの本です。

公務員試験 人文科学 ザ・ベスト プラス

おすすめ度:★★★★☆

特徴
  • 文体がやわらかく、とっつきやすい
  • 重要度の分類がこまかいので、対策しやすい
  • 広範囲をカバーしている

『ザベストプラス』は、広範囲をカバーできる参考書です。

『ザベストハイパー』の前書にあたる参考書となっています。寺本康之氏の本なので、かわらず文体がやわらかくとっつきやすいですね。

2冊編成であることからもわかる通り、とにかく広範囲をカバーしています。この点は『ザベストハイパー』と大きく異なる点です。

その分、重要度がA~Eにこまかく分類されています。自分で取捨選択できる仕様になっているわけですね。

人文科学に特化したテキストは数少なく、のこりは評判がいまいちの『Vテキスト』くらいしかありません。

「最初から科目をすてるんじゃなくて、できる限りちゃんと勉強したい」という人に、おすすめの本です。

公務員試験 過去問攻略Vテキスト 人文科学

おすすめ度:★★☆☆☆

特徴
  • すべての範囲がもれなくのっている
  • まとめが少ない
  • 重要部分のまとめが欠けている

『Vテキスト』は、資格生が使う参考書です。

旧版と比べみやすくなったので、Vテキスト自体の評価は、少しずつあがってきている印象です。

ただやっぱり、講師がいる前提でつくられた参考書なので、重要なところがわかりにくかったりします。

江戸の三大改革がまとめられていないなど、重要部分にまとめが欠けている点は痛いです。

その点を踏まえて、評価をすこし落としています。

人文科学のおすすめ参考書:問題集編

公務員試験 新スーパー過去問ゼミ 人文科学

おすすめ度:★★★★★
問題数:233問

特徴
  • 単元ごとのまとめが絶妙で、効率よく勉強できる
  • 適度な問題数なので、費用対効果が高い

『スー過去』は、まとめが絶妙な参考書です。

『スー過去』シリーズは、単元ごとのまとめがみやすく、カバーしている範囲が最低限かつ重要部分だけをまとめています。

とりわけ人文科学など暗記科目とは相性がよく、正直な話、まとめが完璧なので『スー過去』なら、ノートづくりする必要はないんじゃないかと思います。

評価もとても高く、Amazonでは常に評価4以上をキープしています。

まさに、受験生のスタンダードという問題集です。

公務員試験 本気で合格! 過去問解きまくり! 人文科学

おすすめ度:★★★★★
問題数:207+207問

特徴
  • 全問題に試験ごとの重要度がついていて、対策しやすい
  • 問題数が多く、とりこぼしが少ない

『過去問解きまくり(旧クイマス)』は、こまかく重要度がのっている参考書です。

どの問題が出題されやすいかということを、身近に聞ける人がいない人におすすめです。

というのも『過去問解きまくり』は、すべて問題に試験別(国家一般、地方上級など)の重要度(3段階)がのっています

このおかげで、独学生のデメリットをカバーすることができます。

また問題数は、合わせて414問もあります。これは他の問題集の中でもトップクラスの問題数です。

過去問を解きまくって頭に入れたい、という人には理想の本です。

出たDATA問 過去問精選問題集 人文科学 基礎編

おすすめ度:★★★☆☆
問題数:336問

特徴
  • 安くて問題数が多いので、経済的
  • 問題と解答が別ページなので、時間がかかる
  • 見出しなどが乏しく、みづらい

『出たDATA』 は、1冊あたりの問題数が多い問題集です。

その上、他の問題集と比べても1番といっていいほど安いです。

中身はあっさりしていて、余計なカラーや装飾がニガテな人にむいています

デザインがみづらいところがありますが、問題集としては十分使えます。

生活がキビしい人には、ありがたい1冊です。

人文科学のおすすめ参考書:要点集・一問一答集編

人文科学などの暗記科目は、一問一答集や要点集と相性がよいです。

  • 直前期まで後回しにして時間がなくなった人
  • 捨て科目だけど一応勉強したい人
  • 試験本番前にさっと見返すための参考書が欲しい人

などの人に、一問一答集や要点集はおすすめです。

イッキに攻略! 公務員試験 一般知識 一問一答

おすすめ度:★★★★★

特徴
  • 一問一答集
  • 他の一問一答より、コンパクトにまとまっている
  • デザインがみやすい
  • 全教養科目がまとまっているので、ごちゃごちゃしない
  • すこしだけ頻出部分がのっていない部分がある

『イッキに攻略』は、一番みやすく勉強しやすい一問一答です。

テーマのポイント・ポイントの詳細・重要語句まとめ、という一貫した構成なので、頭に入りやすいです。

とてもコンパクトな分、江戸の三大改革など演習量が足りない部分が出てきます。そこは、過去問で対応します。

これこそ試験で6割くらいをとれるような本なので、時間がないときの効率は一番よいかと思います。

ちなみに本書は『まるごとパスワード』という、行政系の5科目をコンパクトにまとめている参考書に似ています。

『まるごとパスワード』は評判もよく使いやすいので、そちらも合わせて持っておくと、試験直前のときに重宝します。

(私も試験時に使ったのが、これです)

個人的には、教養科目と専門科目で1冊ずつ、要点がまとめられた一問一答集をもっておくべきかなと思います。

電車など限られたスペースや、試験前など限られた時間に見直せるものがあると、ホントあってよかったなと思います。

安全策として優秀な、独学生を安心させてくれる本です。

これだけ!教養試験 要点まとめ&一問一答

おすすめ度:★★★★★

特徴
  • 一問一答・過去問がすこしついている要点集
  • テキストがしっかりまとまっている
  • まとめが簡潔で、わかりやすい
  • 全教養科目がまとまっているので、ごちゃごちゃしない
  • 科目ごとの見出しがないので、わかりにくい

『これだけ!』は、まとめがわかりやすい要点集です。

的確にしっかりまとまっているので、より高い得点が望めます

問題量としては、各パートごとに一問一答が5問ほど、科目末に通常問題が10問ほどついています。

重要度がわかりづらいですが、全体のバランスがとれている良書です。

さらに『イッキに攻略』と同じく、教養科目がすべて入っています。1冊で相当な範囲をカバーできるので、トータルでつくえやカバンを圧迫しません。

「手広く対応できる本を1冊もっておくか」という、ごちゃごちゃしたのを嫌う人におすすめです。

公務員試験 出るとこ過去問 人文科学

おすすめ度:★★★☆☆

特徴
  • 過去問がすこしついている要点集
  • 人文科学の5科目が、超コンパクトにまとまっている
  • 重要単語が穴あき式なので、暗記にむいている
  • 重要度がわかりにくい
  • 問題集としてみるなら、問題数が少ない

『出るとこ過去問』は、コンパクトにまとまった要点集です。

日本史・世界史・地理・思想・文学・芸術の6科目が、最小限にまとまっています。試験直前や、とにかく時間がなくて応急処置で勉強したい、という人にむいています。

テキストも、単語を穴あき形式でのせているので、他の参考書より暗記にむいています。

頻出度の確認と演習量の確保は、問題集で行います。

てっとり早く6割くらいほしいなー、という人におすすめの本です。

一般知識 出るとこチェック

おすすめ度:★★★☆☆

特徴
  • テーマ分けがこまかいので、重要部分がわかりやすい
  • 語呂合わせがあるので、気楽に覚えられる
  • マンガがそえられているので、退屈しづらい
  • 語呂合わせで、対応できないところが多い
  • 範囲がカバーしきれていない

『出るとこチェック』は、語呂合わせが特徴の参考書です。

コンパクトなまとまりは、一問一答のような印象を受けます。問題もテーマごとに数問ついているので、確認のために使えます。

ただ解説が少なく、例えば上の例だと上米、足高の制などの説明はほしいところです。そこは問題集でカバーする必要があります。

人文科学で語呂合わせの参考書は、他には中々ありません。なので、語呂合わせが好きな人には、おすすめの本です。

人文科学はさらっと勉強できる参考書がよい

人文科学は、数的処理や経済学、公民科目とことなり、時間をかけるべき科目ではありません。

限られた範囲で出題される暗記科目なので、重要部分だけを一気見するだけで、ある程度得点できる科目だからです。

なので、テキストよりも要点集が多く出版されています。

おすすめ度が高い要点集・一問一答集は、どれもさらっと勉強するだけで得点できるものです。

参考書をえらぶ時には、おすすめ度の高いものを参考にしてみてください。

他科目のおすすめ参考書↓
▶︎ 文章理解
▶︎ 数的処理
▶︎ 人文科学
▶︎ 自然科学
▶︎ 社会科学
▶︎ 憲法
▶︎ 民法
▶︎ 行政法
▶︎ 政治学
▶︎ ミクロ・マクロ経済学
▶︎ 時事問題
▶︎ 面接
▶︎ 論文
▶︎ SPI