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【試験直前】超大事なことが書かれた【公務員試験面接完全攻略ブック】まとめ(後編)

公務員試験
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『受験ジャーナル公務員試験面接完全攻略ブック』もくじ

もくじ
  1. 面接の中身、全て公開します
  2. 直前の面接対策まとめ
  3. 面接カードのまとめ方
  4. 合格者の面接体験談、不合格者の失敗談

    ーここから後編ー
  5. 国・自治体別の個別面接まるわかり表
  6. 集団討論・グループワークについて
  7. 官庁訪問について

 

前編がまだの方はこちらをご覧ください。

国・自治体別の個別面接まるわかり表

この章では各試験ごとの面接の種類、質問例が掲載されていました。

  • 国家一般や裁判官
  • 各都道府県
  • 政令指定都市

など様々な種類の試験に対応しています。例として国家一般、神戸市の個別面接を紹介します。

国家一般
  • 種類:個別面接
  • 時間:15分
  • 面接官の人数:3人
  • 質問例:
    「働く上でのあなたのセールスポイント」
    「バイト時代のクレームがあった時の処理」
神戸市
  • 種類:個別面接
  • 時間:20分
  • 面接官の人数:2, 3人
  • 質問例:
    「なぜ神戸市の一次試験に受かったと思うか」

国家一般の質問はクレーム処理など突っ込んだ質問が多い印象です。

神戸市の「一次試験に受かった理由」に対する回答は、客観的で姿勢の低いものを心がけましょう。

集団討論・グループワークについて

公務員試験の集団討論

集団討論
  • 目的:グループで討論し結論を出す
  • 人数:5〜12人
  • 時間:45〜60分
  • 備考:討論10分前から考えをまとめる時間を取る場合もある

集団討論はグループ内全員が同意する結論を出すことを期待されます。それでは具体的な流れを見ていきましょう。

集団討論の流れ
  1. 役割分担を決める
  2. 話し合いの方向づけ・定義づけを行う
  3. 大まかな時間配分を決める
  4. 討論
  5. 全員合意の下、グループとしての意見をまとめる

役割分担とは具体的にどんなものでしょうか。以下はその役割分担です。

役割分担
  • 司会
  • 書記
  • タイムキーパー

司会は討論の進行役です。引っ張るというより確認を促す役割です。全員参加・全員合意を導く場を提供するように心がけるバランサーとなれるよう努めましょう。

書記は書くという手段で意見・情報を分析し、まとめることでグループ内に発信していきます。 つまりまとめ書きをするのではなく、まとめられた情報から答えを導く頭脳の役割を果たします。

タイムキーパーは時間管理から議論をうまくコントロールする役割です。予定時間が過ぎたら次の展開を促したりしましょう。

続いては面接官の評価基準です。面接官はここを見ています↓

評価基準
  • 論理性
  • 発想力
  • 協調性
  • 受け止め・聞く力

論理性は結論+根拠がしっかり述べられているかを見られています。

発想力はアイデアを生み出すことができているかを評価しています。独創的なアイデアを披露することではなく、討論の中で違うアイデアを発表できているかが重要です。

協調性は互いに助け合ったり譲ったりしながら、同じ目標に向かっているかに値します。発言が被った時などの対応は遠慮する姿勢を見せましょう。

受け止め・聞く力ではそれぞれの意見を聞いているかが重要です。「〇〇さんの意見と同じで」のような言い回しはこちらの評価を向上させるでしょう。

3つのスキル
  • 発言
  • 受け止め
  • 働きかけ・確認

発言は実際に行われた取り組みや成功例など、事例を伴う根拠が説得力を高めます。「議題のどれに向けた意見なの?」といった発言にならないように。

受け止めはあいずちなどの動作を見ています。他にも自分と違う意見に対しては好意的に受け止めた上で意見を述べるといったことが大事です。

働きかけ・確認というのは全員参加を意識した発言や行動かを指します。「司会やります」ではなく「司会をやらせていただきたいのですが、よろしいでしょうか」というように、合意を得ながら進めましょう。

集団討論シミュレーション

こちらの内容は前編1章の集団討論バージョンです。一つ一つの発言に対してコメントが細かくついており非常に有用です。例えば、

「聞く姿勢が重要だ」

という大まかな(私が箇条書きで列挙しているような)概要ではなく、

「〇〇の△△といった発言は討論が進行しやすく高評価」

という具体的な内容に踏み込んだ面接官の評価をみることができます。特に1章と6章は大変実用的です。

時間がある方は『受験ジャーナル公務員試験面接完全攻略ブック』に一度目を通すことをおすすめします。

官庁訪問について

官庁訪問の特徴
  • 概要:面接と原課訪問を繰り返し行うこと
  • 期間:約2週間
  • 回数、形式、内容:省庁により異なる

地方系にはゆかりのない話ですが、国家公務員試験を通過していくと官庁訪問を行うことになります。官庁訪問は省庁ごとに異なるため一概に言えることが少ないですが、いくつかポイントがありましたので紹介します。

官庁訪問のポイント
  • どの面接でも的確に自分の想いを伝えられるか
  • 緊張感・疲労感がのぼる中、前向きでいられるか

1つ目は精神論のように見えますがそうではありません。自分がその省庁で働くことについての想いが伝わるよう、言動を的確に表現するということです。

官庁訪問はこれまでの試験と異なり直接訪問するので緊張するかと思います。そのため少しでも緊張を打ち消す事前の準備が必要です。

直前期に混乱しないよう総合職官庁訪問ガイドを載せておきます。1日の流れなどより細かな情報も載っていますのでお確かめください。

『受験ジャーナル』には付録もついている

『受験ジャーナル』には付録として、面接で聞かれる定番質問をまとめた表がついています。自分の回答をそのまま記入できるので、対策にもってこいです。

その他合格率を上げるメソッドが多く載っています。実際の面接で参考になります。

少しでも合格できるよう、頑張りましょう。