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【試験直前】超大事なことが書かれた【公務員試験面接完全攻略ブック】まとめ(前編)

公務員試験
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公務員試験の準備は行なっていますか。もちろん筆記試験の勉強を対策している方は多いと思います。

では面接対策は行なっていますか。仕事研究は行なっていますか。

恥ずかしい話、私は試験直々前までこういった準備を行なっていませんでした。知人に相談すると「有名なあの雑誌読んでみたら?」と紹介され、それを読んでみたのですが、もっと早く読むべきでした。

その本には他の受験者が必ず知っているであろう面接ポイントが記されていました。

今からでも遅くはありません。今回はその本である『受験ジャーナル公務員試験面接完全攻略ブック』の重要ポイントを紹介します。

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『受験ジャーナル公務員試験面接完全攻略ブック』もくじ

もくじ
  1. 面接の中身、全て公開します
  2. 直前の面接対策まとめ
  3. 面接カードのまとめ方
  4. 合格者の面接体験談、不合格者の失敗談

    ーここから後編ー
  5. 国・自治体別の個別面接まるわかり表
  6. 集団討論・グループワークについて
  7. 官庁訪問について

面接の中身、全て公開します

受験生が行なった模擬面接を忠実に書き起こし表情、振る舞いや回答の良し悪しを記しています。

意地悪な質問に対して、答えよりも答えを探そうとする姿勢を評価するなど、良質な面接官ならではの視点を知ることが可能です。面接のフィードバックは自分と重ねやすくイメージが湧くので、非常に対策しやすいものとなっています。

直前の面接対策まとめ

面接官が選ぶ「選考に当たって特に重視した点」

面接官が選ぶ選考の重要点は、1位:コミュニケーション能力、2位:主体性、3位:チャレンジ精神、4位:協調性、5位:誠実性という結果でした。このうち1位と4位、2位と3位は近いものを表しています。つまり要約すると、

  • コミュニケーション能力
  • 主体性
  • 誠実性

となり、この3つを意識することが重要です。またニュアンス的な表現だと、

  • 部下として迎えたい人
  • 職場にフィットする人
  • 心身ともに健康な人
  • 癖や傾向、ストレス解消法を客観視し改善できる人

を求めていることが記載されています。全てを押さえて面接にのぞむと合格が近づきます。

面接対策の基本的な流れ

面接対策の4ステップ
  1. 自己分析
  2. 仕事研究
  3. 面接カード作成
  4. 模擬面接・面接情報の収集

以上の順で面接対策を行いましょう。加えて履歴書、面接カード、面接どれについても言えることですが、その自治体を志望する理由を明確にすることが重要です。

間違えなく面接で聞かれる質問ですので、しっかり対策しましょう。

当雑誌では特にパート4などで受験生が行なった具体的な対策が記されています。参考になる意見や方法が多く紹介されており大変ためになります。枚挙にいとまがないので必要な方は当雑誌をご覧ください。

入室の作法

入室
  1. ドア前に立ち3回ノック
  2. 「どうぞ」の後ドアを開ける
  3. 入室した後ドアノブに手を添え閉める
  4. 「失礼します」と言い礼(15度)
  5. 椅子の左横まで進み立つ
  6. 目線を合わせ「〇〇と申します。よろしくお願いします」と言い礼(30度)
  7. 「席へどうぞ」の後「失礼します」と言い着席

退出の作法

退出
  1. 立ち上がり椅子の左横に立つ
  2. 「ありがとうございました」と言い礼(45度)
  3. ドア前まで進む
  4. 「失礼します」と言い礼(15度)
  5. ドア開けて退出

クールビズを実施する自治体の場合、上着なし+ノーネクタイで行くのが無難だそうです。

面接カードのまとめ方

面接カードは自己PRなどを記述する書類のことです。履歴書や申込書と同じ場合もあります。

面接カード作成のポイント

当雑誌では全11ポイント掲載されていました。11ポイントも意識しながら面接カードを書くのは難しいと思うので、特に大事な点を6つに絞ってまとめました。

面接カードの6ポイント
  1. 自己分析・仕事研究を行う
  2. 分かりやすい構成にする
  3. オリジナリティあるエピソードを含める
  4. 長所や能力は質の高いところを見せる
  5. 第三者に見てもらう
  6. コピーを取る

「チャレンジ精神があるので職務を積極的にこなせる」がダメな理由

興味深いのは、4番「長所や能力は質の高いところを見せる」ことです。

例えば長所を「チャレンジ精神」としましょう。そこにエピソードを交え、その長所を理由に職員として生かせるポイントをアピールする。

あれ、悪くないですよね。しかし実際はチャレンジ精神が職員として生きるというだけの主張は、当然なためその人である必要を感じづらい」です。

他のポイントでも『公務員試験面接完全攻略ブック』では面接官としてたくさんの貴重な意見を知ることが可能です。

合格者の面接体験談、不合格者の失敗談

面接を終えた合格者、不合格者のインタビューが掲載されています。

面接についてだけでなくここ数日の過ごし方、志望動機や学生活動の掘り下げ、聞かれた内容、アドバイスをみることが可能です。

「『それ(趣味)は何のためにしているの?』など質問の意図がわかりづらい内容に対して答えることが難しかった」という意見が印象的でした。

  • 質問の意図を汲み取ることが大事
  • 雰囲気は和やかという意見が多い
  • 準備不足と感じる受験生が多い

こういった意見が多かったです。合格、不合格者を分ける要因は準備不足だということも伺えるパートになります。

実際に受けた質問集なども掲載しています。質問をあらかじめ予想できることは対策として非常に効果的なので有用でした。

『受験ジャーナル公務員試験面接完全攻略ブック』後編に続きます。