過去問解きまくりって評判よいの?
過去問解きまくりを使って合格できる?
『過去問解きまくり(旧:クイックマスター)』のこんな疑問に答えます。
『過去問解きまくり』はとても使いやすい問題集です。これまで参考書・問題集など、累計200冊もの本を紹介してきましたが、その中でもとくにおすすめできます。
- 過去問解きまくりの特徴がわかる
- 過去問解きまくりを使ってみた感想がわかる
- 過去問解きまくりが信頼できるのかがわかる
これから長くつきあう問題集、選ぶことに失敗したくはありません。まずはどんな本かをたしかめることで、自分にあった問題集を選ぶことができます。
『過去問解きまくり(クイマス)』の特徴4つ
問題数が多い(特に公民系)
まずはこちらをご覧ください。
問題集(憲法) | 問題数 |
スピード解説 | 143 |
スー過去 | 226 |
過去問解きまくり(クイマス) | 237 |
だからカコモン | 91 |
出るとこ過去問 | 100 |
出たDATA問 | 150 |
問題集(民法1) | 問題数 |
スピード解説 | 約100 |
スー過去 | 172 |
過去問解きまくり(クイマス) | 241 |
だからカコモン | 82 |
出るとこ過去問 | 90 |
出たDATA問 | 163.5 |
問題集(行政法) | 問題数 |
スピード解説 | 108 |
スー過去 | 191 |
過去問解きまくり(クイマス) | 250 |
だからカコモン | – |
出るとこ過去問 | 90 |
出たDATA問 | 140 |
問題集(数的推理) | 問題数 |
スピード解説 | 143 |
スー過去 | 288 |
過去問解きまくり(クイマス) | 153 |
だからカコモン | 133 |
出るとこ過去問 | 55 |
9回勝負 | 67.5 |
※ 民法・数的処理など、1・2のように分かれて出版しているものは、問題数を合計した後割って集計しています
これは、各問題集の問題の数を比較したものです。
比べてみると『過去問解きまくり』の問題数が、数学系をのぞいて、他より多いことがわかります。
問題数が多いとそれだけ演習量がふえます。たくさんの問題とふれることで、カバーできる範囲がふえたり、ちょっとした出題のちがいにまどわされなくなります。
憲法にしてはやや問題がやや多いかなという印象ですが、多い分には省くことができるので、それほど気になりません。
数的処理についてはちょっと『スー過去』が群を抜いていますが、それでも『過去問解きまくり』の問題数が少ないというわけではありません。
全科目同じ問題集をそろえたいという人は、問題数の多さから選ぶ場合、『過去問解きまくり』がよい選択だということがわかります。
すべての問題に試験ごとの頻出度がある
※ 画像は旧クイックマスターです
独学の人は、どの問題がよく出るのかを講師に教えてもらうことができません。
『過去問解きまくり』は、そういったことをカバーするためにすべての問題に頻出度が書いています。
さらに『過去問解きまくり』は、試験別に頻出度があります。
ここまで細かく頻出度を書いてくれている問題集は少ないです。人気の『スー過去』にも、各問題の頻出度がありません。
特に独学の人は、はじめから頻出度の高い問題を見抜くことができません。
こういった対策のうちやすい問題集は、非常におすすめできます。
テキストパートがまとまっている
出題の部分をちょっと思い出すために、勉強した部分のまとめがあったら便利です。
『過去問解きまくり』には、そういった単元ごとのまとめがあります。
それによって瞬間的な復習がしやすいのです。これは結構重要です。
高校や大学の試験直前のことを思い出してみてください。直前にみたテキストやノートの「重要まとめ」から案外得点できたということはありませんか?
もしそれがまとまりに欠けるものだったらどうでしょう。赤点や成績に影響が出るしれません。
公務員試験の試験本番ではそういうわけにはいきません。知り合いには1点足りなくて公務員試験に落ちた人もいます。
まとめがあるのとないのとでは、瞬間的な復習に影響を与えるのです。
『過去問解きまくり』はテキストまとめがある問題集なので、復習しやすくなっています。
人気がある
『過去問解きまくり』は『スー過去』と並んでよく売れています。
加えて評価も高く、受験生から支持されています。もし評価が不安だという方はAmazonのページをご覧ください。
たくさんの人が使った上で満足しているということは、他の問題集と比べて、自分も満足する可能性が高いということです。
誰も採用試験に失敗したくはありません。
もちろん「私はもっと少ない問題数で勉強できる本がいいんだ」「ちがった勉強法で差をつけたい」という人もいると思います。
もちろんそれは素晴らしいことなのですが、「とりあえず何冊かこのシリーズで勉強してみて、どうしても合わないなら問題集を買いかえよう」という人には、人気の本を選ぶのがよいアプローチだと思います。
『過去問解きまくり』は対策がうちやすい良書
これまで92冊もの本をみてきましたが『過去問解きまくり』は良書です。
資格学校やオンライン授業に頼らない人にとって、参考書側から合格のために積極的な対策をとってくれるのは本当にありがたいことです。
『過去問解きまくり』はすべての問題に頻出度が書いていたりすることで、積極的に対策をとってくれます。
本番前に「しまった!」とならないよう、しっかり対策がとれる、それが『過去問解きまくり』です。
よい問題集を使うことができるよう、願います。