政治学でわかりやすい参考書ってどれ?
みんなが使っている参考書がほしい!
- 政治学の勉強に使いやすい参考書がわかる
- 評判や口コミなど、参考書ごとの評価がわかる
政治学は、専門試験の暗記科目として、直前期にイッキに勉強したい科目です。
なので、一般的なテキスト・過去問に加えて、なるべく手軽に勉強できる一問一答集・要点集も紹介します。
なお、参考書を評価する基準は以下のとおりです。
- みやすい・わかりやすいなど、勉強のしやすさ
- 重要部分がわかりやすいなど、対策のしやすさ
- 口コミ・評判などがよいなど、評価のたかさ
- その他、長所など
政治学におすすめの参考書:テキスト編
寺本康之の政治学 ザ・ベストプラス
おすすめ度:★★★★★
- 公式で無料のポイント講義動画がある
- 文体がやわらかく、勉強ぎらいの人にやさしい
- ほどよく図表を使うので、わかりやすい
- 難易度と頻出度があるので、対策しやすい
『ザベストプラス』は、とにかく勉強ぎらいの人にやさしい入門書です。
最大の特徴は、有名講師の講義動画を無料でみれることです。
有名講師である寺本康之さんの講義は、簡潔なのにほどよく砕けていて、とてもわかりやすいです。
正直私は、公民科目すべてを『ザベストプラス』の講義動画で勉強しました。
そのくらい『ザベストプラス』は公民科目にすぐれていて、政治学以外でも、つよくおすすめする1冊です。
中身もすっきりでやさしい文体なので、勉強ぎらいの人にとっても、よみやすい参考書になっています。
Amazonの評価もたかく、受験生からは「血の通った講義の形で学習できる本は本当にありがたい」とコメントされています。
短所が見あたらないほど、勉強しやすいので、独学生ならどんな人にもおすすめできる、最高の参考書です。
公務員試験 過去問攻略Vテキスト 政治学
おすすめ度:★★☆☆☆
- 図表やまとめが極端に少なく、勉強しづらい
- ただ文章の中に用語があるだけで、わかりづらい
おすすめしません。
『Vテキスト』は、とある資格学校の教材として使われるものであり、講師からの講義を前提としています。
なので独学生にとっては、どのあたりが重要か、この用語はどういう意味か、などがわかりにくいつくりになっています。
さいわい政治学は暗記科目で、用語の理解があいまいであっても、得点につながりやすいです。
それでも『Vテキスト』は、かんじんな重要部分のまとめが少ないため、暗記用テキストとしても、使いづらいです。
入門書としてテキストを考えるなら、迷わず『ザベストプラス』をえらびます。
政治学におすすめの参考書:要点集・一問一答集編
公務員試験 行政5科目まるごとパスワード neo2
おすすめ度:★★★★★
- 必要最小限の内容だけが、超コンパクトにまとまっている
- 公民系の要点集として、とても人気がある
『まるごとパスワード』は、超コンパクトながら情報量もそこそこな要点集です。
内容は、最低限のものだけがのっているので、これで試験範囲すべてをカバーできるわけではないですが、直前期の点数底上げには、とても役立ちます。
というのも一回、政治学の公民科目がいいかげんな状態で、模擬試験にいどんだことがあるのですが、3日前に見なおしただけで、半分も得点できました。
Amazonの利用者コメントも、「5科目を移動時間中に勉強できる参考書はコレしかない」、「導入時に科目の全体像を把握するのに使いやすい」など、高評価です。
限られたスペース・時間でも、公民科目の導入時にも、幅広く使える、超おすすめの要点集です。
これだけ! 専門試験 要点まとめ&一問一答
おすすめ度:★★★★☆
- 一問一答・過去問がついている要点集
- くだけた例が、わかりやすい
- 全専門科目がまとまっているので、ごちゃごちゃしない
- コンパクトすぎて、1科目だけの勉強には不向き
- 科目ごとの見出しがないので、わかりにくい
- 重要部分が、すこしわかりにくい
『これだけ!』は、テキスト・問題がバランスよく入った要点集です。
とくに各用語の考え方を表すふきだしが、感覚的でわかりやすいものになっています。
政治学だけの勉強には向いていませんが、超重要ポイントだけを集めているので、トータルで考えると、たかい得点力が期待できます。
なので、とことん政治学を勉強したい人よりも、なんとなく専門科目を理解したい人、スキマ時間に専門科目を復習したい人、他の科目に重点をおきたい人に向いています。
『これだけ!』には、教養科目のバージョンもあります。
これを使うことで、公務員試験のすべての科目が2冊ですみます。
同じシリーズの参考書がほしい人、いろんな参考書でごちゃごちゃしたくない人は、有用な参考書です。
政治学におすすめの参考書:問題集編
公務員試験 新スーパー過去問ゼミ 政治学
おすすめ度:★★★★★
問題数:186問
- 余計なまとめがなく、重要ポイントだけがまとまっている
- 評価がたかく、とても人気がある
『スー過去』は、テーマごとのまとめが絶妙な問題集です。
過去問集の中で、テキストパートが1番まとまっています。余計なものがなく、2〜3ページほどで問題にうつれるので、理解度もたかめてくれます。
政治学は、民法や経済学に比べるとやさしいので、政治科目が得意な人は、『スー過去』だけで試験にのぞむことができたという人も、けっこう確認できます。
そのくらいテキストパートは、おおくの受験生から高評価を受けています。
とても人気があって、公務員試験を受ける人で、しらない人がいないほど有名な問題集でしょう。
『スー過去』はシリーズをとおして、口コミ・評価もよいものばかりです。
とりあえずみんなが使っている問題集がほしい、安定している問題集がほしい、という人は、迷わず『スー過去』をおすすめします。
公務員試験 本気で合格! 過去問解きまくり! 政治学
おすすめ度:★★★★★
問題数:209問
- 全問題に各試験ごとの頻出度があって、対策しやすい
- 評価がたかく、人気がある
『過去問解きまくり(旧:クイマス)』は、1番独学生が試験対策しやすい問題集です。
すべての問題に試験ごとの頻出度があるので、どの問題が重要なのかわかりづらい、という独学生のデメリットをおぎなえます。
『過去問解きまくり』は、『スー過去』に負けないくらい人気がある問題集で、シリーズとおして評価も同じくたかいです。
テキストパートも『スー過去』のように、コンパクトにまとまっているので、過去問ベースの勉強がしやすくなっています。
自分が受けたい試験だけに特化させたい、テーマごとではなく問題ごとに頻出度がしりたい、という人におすすめする問題集です。
公務員試験 出るとこ過去問 政治学
おすすめ度:★★★★☆
問題数:100問
- 1問ごとにまとめがあるので、解きながら勉強しやすい
- 問題数がほどよく、繰り返し勉強しやすい
- 重要度が、すこしわかりにくい
『出るとこ過去問』は、問題を解きながら勉強しやすい問題集です。
他の問題集とちがう点は、1問ごとにテキストパートがあります。インプットしながらアウトプットするので、頭に入りやすいつくりになっています。
人文科学・自然科学では、問題が少なめでしたが、政治学は100問のっています。
計算科目とちがい政治学は、ある程度限られたパターンから出題されるので、100問という問題数は適切です。なので、つい問題集を全問といてしまうクセがある人にも、おすすめできます。
ちょうど100問なので、どのくらい勉強しているのかを管理しやすいのも、小さな長所です。
解きながらついでに覚えてしまいたい、という人にぴったりの問題集です。
公務員試験 スピード解説 政治学・行政学
おすすめ度:★★★☆☆
問題数:65+61問
- 余計なページを一切省いているので、スピーディーに勉強できる
- 回答時間の目安があるので、本番を意識した対策ができる
- 1科目の問題数が少ない
『スピード解説』は、1番スピーディーに勉強できる問題集です。
テキストパートは最小限に、あとは見ひらき1ページに問題と解答のみ、というシンプルなつくりなので、つぎつぎと問題を解けます。
何分で解くかの目安もあるので、試験本番を意識した対策ができます。こういったつくりの問題集は他になく、つい時間オーバーしてしまうクセがある人と相性がよいです。
ある程度問題をしぼっているので、直前期の対策にも相性がよく、よく使う問題集の問題以外で、しっかり得点できるのかを確認する、問題集にも使えます。
政治学と行政学がセットなことから問題数が少なく「政治学の問題集」としては、おすすめ度を下げましたが、総合的にはとても使える、効率タイプの問題集です。
政治学以外のおすすめ参考書も確認できます
他科目のおすすめ参考書↓
▶︎ 文章理解
▶︎ 数的処理
▶︎ 人文科学
▶︎ 自然科学
▶︎ 社会科学
▶︎ 憲法
▶︎ 民法
▶︎ 行政法
▶︎ 政治学
▶︎ ミクロ・マクロ経済学
▶︎ 時事問題
▶︎ 面接
▶︎ 論文
▶︎ SPI
万全の対策で、試験勉強が行えることを祈ります。