公務員ってどうやったらなれるの?
公務員ってどんな種類があるの?
公務員って何を勉強したらいいの?
- 公務員になる方法がわかる
- 公務員の種類がわかる
- 公務員試験の科目・配点がわかる
公務員になるための情報収集って、けっこうめんどくさいです・・・
なので、こまかい部分は後まわしで「とりあえず早く・なんとなく知りたい」という人のための試験情報をまとめます。
「どんな種類があるか・どうやってなるか・何を勉強するか・どうやって勉強するか」という4つの情報をまとめました。
公務員ってどんな種類があるの?
ざっくり言うと、国家公務員と地方公務員の2種類があります。
- 中央官庁や出先機関で働く
- 同レベルでは地方より給料が高い
- 転勤が多いのもある
- 県庁や市役所で働く
- 同レベルでは国家より給料が低い
- 転勤が少ない・ない
さらに、それぞれ総合職・一般職・専門職と分かれています。
- 一般職 → 組織でサポート的に働く職種
- 総合職 → 組織の中核として働く職種
- 専門職 → 専門的な資格を持って働く職種
私たちが、なんとなく公務員試験といっているのは、だいたい一般職・総合職の試験のことが多いです。
こまかな種類がみたい人は、こちらを確認します。
▶︎ 公務員の種類(職種)と仕事内容(外部リンク)
公務員ってどうやってなるの?
公務員になるには、公務員試験を受けます。
公務員試験は、筆記・面接・論文・グループディスカッションなどを行います。
- 公務員試験を受ける
- 筆記・面接・論文・グループディスカッションなどがある
すべて通過することで内定がもらえ、はれて公務員になれます。
公務員試験って何を勉強したらいいの?
公務員試験は、なりたい公務員の種類によって、試験内容やレベルがことなります。
- 国家一般職 → 国家一般[大卒][高卒]
- 国家総合職 → 国家総合
- 都道府県・政令都市総合職 → 地方上級
- 都道府県・政令都市一般職・専門職 → 地方中級
- 市役所総合職 → 市役所上級
- 市役所一般職 → 市役所中級
- など
上記の試験は、「公務員試験」と書かれたテキストでしたら、だいたい同じもので、勉強することができます。問題集は、各試験に特化したものをえらびます。
続いて、各筆記試験のだいたいのレベルです。
国家総合はむずかしく、くらべて中級系の試験はやさしいです。
- 国家総合 > 一部専門 > 国家一般[大卒] > 地方上級 > 市役所上級 > 国家一般[高卒] > 地方・市役所中級
続いて、各試験ごとの、勉強する科目と配点です。
科目は、英語・数学などの教養科目と、憲法・経済学などの専門科目があります。
今回は、受験者のおおい、国家一般と地方上級を紹介します。ほかの試験も、科目と配点に、大きなちがいはありません(国家総合などをのぞく)。
国家一般(教養) | |
---|---|
数的推理 | 5 |
判断推理 | 8 |
資料解釈 | 3 |
現代文 | 6 |
英文 | 5 |
時事 | 3 |
政治 | 1 |
経済 | 1 |
法律 | 1 |
物理 | 1 |
化学 | 1 |
生物 | 1 |
日本史 | 1 |
世界史 | 1 |
地理 | 1 |
思想 | 1 |
合計 | 40 |
国家一般(専門) | |
---|---|
憲法 | 5 |
民法1 | 5 |
民法2 | 5 |
行政法 | 5 |
ミクロ経済 | 5 |
マクロ経済 | 5 |
政治学 | 5 |
行政学 | 5 |
財政学・経済事情 | 5 |
経営学 | 5 |
国際関係 | 5 |
社会学 | 5 |
心理学 | 5 |
教育学 | 5 |
英語(基礎) | 5 |
英語(一般) | 5 |
合計 | 40(選択解答) |
地方上級(教養) | 全国型 |
---|---|
数的推理 | 8 |
判断推理 | 8 |
資料解釈 | 1 |
文章理解(国語) | 3 |
文章理解(英語) | 5 |
社会 | 5 |
政治 | 1 |
経済 | 2 |
法律 | 4 |
数学 | 1 |
地学 | 1 |
物理 | 1 |
化学 | 2 |
生物 | 2 |
日本史 | 2 |
世界史 | 2 |
地理 | 2 |
合計 | 50 |
地方上級(専門) | 全国型 |
---|---|
憲法 | 4 |
民法 | 4 |
行政法 | 5 |
刑法 | 2 |
労働法 | 2 |
経済原論 | 9 |
政治学 | 2 |
行政学 | 2 |
財政学 | 3 |
社会政策 | 3 |
経営学 | 2 |
国際関係 | 2 |
合計 | 40 |
各試験の配点がみたい人は、こちらを確認します。
▶︎ 公務員試験ガイド(外部リンク)
一部自治体では、専門科目が行われない・選択式になっています。また、SPIを導入しているところもあります。
最近は、新教養試験として「教養1〜4」「Standard、Logical、Light」という風に、対象者や難易度で区分しています。
こちらは、各自治体によりますので、省略します。
論文・面接・討論の方法・有無なども、自治体によってことなります。
- 教養科目と専門科目を勉強する
- 勉強する科目は大きく変わらない
- 論文・面接・討論などの対策は、受けたい試験ごとに確認する
公務員試験ってどうやって勉強したらいいの?
具体的なスケジュール・勉強法・参考書を紹介します。
公務員試験の勉強スケジュール
上図は地方上級を基本とした、勉強スケジュールです。国家系などは、勉強配分を専門科目よりに変える必要がありますが、おおむねこのイメージです。
中級系(高卒程度)は、その他科目をのぞく、教養科目のみ(グラフ青色)を勉強します。
公務員試験の勉強法
▶︎ 文章理解(英語)
▶︎ 数的処理(数的推理・判断推理・資料解釈)
▶︎ 人文科学(日本史・世界史)
▶︎ 憲法・民法・行政法
▶︎ ミクロ・マクロ経済学
公務員試験の参考書
▶︎ 文章理解
▶︎ 数的処理
▶︎ 人文科学
▶︎ 自然科学
▶︎ 社会科学
▶︎ 憲法
▶︎ 民法
▶︎ 行政法
▶︎ 政治学
▶︎ ミクロ・マクロ経済学
▶︎ 時事問題
▶︎ 面接
▶︎ 論文
▶︎ SPI
試験の雰囲気をつかみたい人は、一度勉強することをおすすめします。
公務員について、ざっくり知ることができました。つづいて、各科目の勉強法や参考書(上記)について知っていきましょう。