
自然科学の参考書ってどれがいいの?
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みんなが使っている参考書がほしい!
- わかりやすい自然科学の参考書がわかる
- みんなが使っている参考書がわかる
- 参考書の口コミ・評判がわかる
自然科学の勉強って、他の科目とくらべてテキストがなかったり、高校レベルでOKだとか、あいまいな気がします・・・。
なので、どの参考書を使うことで、しっかり自然科学に対応できるのかをキビしく確認します。
なお、おすすめ度を計る基準は、以下のとおりです。
- テキストや図表がわかりやすいか
- 重要・頻出部分がすぐにわかるか
- 口コミ・評判がよいか
- その他利点があるか
それでは参考書を、要点集編・テキスト編・問題集編にわけて、1つずつ紹介します。
(この記事では、参考書に要点集を推奨するので、先に紹介します)
自然科学のおすすめ参考書:要点集・一問一答集編
公務員試験 速攻の自然科学
おすすめ度:★★★★★
- 要点集
- 頻出テーマ順なので、得点しやすい
- 毎年頻出順を更新しているので、安心できる
- まとめが簡潔なので、わかりやすい
- 誤字脱字が多め
『速攻』は、最新の頻出テーマにこだわった要点集です。
頻出テーマ順にならべられているので、試験直前のときに、とても効率よく勉強ができます。

中身についても、用語についてはこまかめに、表にできるところは簡潔に、と受験生ライクです。

テーマ末には過去問もついているので、理解できたかの確認に使えます。
正直、自然科学は『速攻』と問題集だけで対応できます。
自然科学は、地歴公民みたいにテーマに流れがなく、独立しているため、『速攻』シリーズのような、出る順系の参考書と相性がよいからです。
同シリーズで『速攻の時事』という参考書もあります。
時事対策はこの本一択という人ばかりで、私もこの本を使いました。こちらも信頼できる1冊です。
とにかく頻出テーマをしっかり覚えられる、1番効率がよい本です。
イッキに攻略! 公務員試験 一般知識 一問一答
おすすめ度:★★★★★
- 一問一答集
- 他の一問一答より、コンパクトにまとまっている
- デザインがみやすい
- 全教養科目がまとまっているので、ごちゃごちゃしない
『イッキに攻略』は、みやすさ抜群の一問一答集です。
みやすさ、コンパクトさは抜群です。こまかいテーマごとに重要度もあるので、対策のしやすい本になっています。

教養科目がすべてカバーできるので、そこそこに自然科学の勉強をきり上げて、重要科目に時間を使いたい人にとっては、1番相性がよいです。
また、本自体がコンパクトです。電車などスペースのないところや、本番前など時間のないところでも、使いやすいです。
自然科学を6割くらいで考えている人、時間や場所が限られている人に、おすすめです。
これだけ!教養試験 要点まとめ&一問一答
おすすめ度:★★★★☆
- 一問一答・過去問つきの要点集
- テキストがしっかりまとまっている
- まとめが簡潔で、わかりやすい
- 全教養科目がまとまっているので、ごちゃごちゃしない
- 科目ごとの見出しがないので、わかりにくい
『これだけ!』は、まとめがよいバランス型の要点集です。
テキストのまとまり具合がよく、一問一答・過去問もついているので、すべてをバランスよく、いいとこ取りしています。
こちらも教養科目がすべてのっているので、本だなを圧迫せずにすみます。
重要度の表示と、科目の見出しがないので、評価を1つ下げましたが、かなりの良書です。
ちなみに『これだけ!』の専門科目版は、より図表を多く使っています。

公民系の科目は、割とこれだけでも対応できるので、バランスの取れた要点集がほしかったという人は、2冊あわせてもっておくのもありかなと思います。
公務員試験 出るとこ過去問 自然科学
おすすめ度:★★★☆☆
問題数:55問
- 過去問と要点集の中間
- 自然科学の5科目が、超コンパクトにまとまっている
- 重要単語が穴あき式なので、暗記にむいている
- 重要度がわかりにくい
『出るとこ過去問』は、穴あき式が特徴の参考書です。
要点集と過去問の間のようなもので、穴あきのテキストと、全55問の問題がのっています。
この参考書は、テキストパートがアウトプットに近い勉強法になるので、実践的です。とくに暗記系が覚えやすいなと感じます。
重要度がわかりにくいので『過去問解きまくり』など、重要度がしっかりのっている問題集を合わせて使うと、対策しやすいです。
一般知識 出るとこチェック
おすすめ度:★★☆☆☆
- 要点集
- 科目を分けての出版なのに、情報量が他とほぼ同じ
- デザインがみづらい
- 同シリーズ内で、一貫性がない
おすすめしません。
中身がけっこうみづらく、統一されていない文字の大きさ、不自然なスペース、答えがわかりにくい解答など、デザイン面がもうひとつです。
また、同シリーズでは他科目のものもありますが、こちらも、急に語呂合わせで覚えるものだったりと、一貫性がありません。
情報量にしてもイマイチで、他の要点集の方がコスパがいいのかなと思います。
自然科学のおすすめ参考書:テキスト編
公務員試験 自然科学 ザ・ベストプラス
おすすめ度:★★★★☆
- 文体がやわらかく、とっつきやすい
- 重要度の分類がこまかいので、対策しやすい
- 広範囲をカバーしている
『ザベストプラス』は、くだけた表現が印象的な参考書です。
文章はやわらかく、ほどよく図表を使うので、かた苦しい本がニガテな人におすすめです。

重要度もこまかく5段階に分類されているので、自分で勉強量を管理しやすくなっています。
また『ザベストプラス』の公民科目は、無料の講義動画が公式でのっています。
これがバツグンのわかりやすさで、公民系では強くおすすめしています。
同じシリーズでテキストをそろえたい人にも、『ザベストプラス』はおすすめです。
公務員試験 過去問攻略Vテキスト 自然科学
おすすめ度:★★☆☆☆
- 数学・化学などの説明が、わかりづらい
- まとめが少ない
おすすめしません。
『Vテキスト』は、計算科目がとくにわかりづらく、淡々と次のパートに進んでしまいます。そこはテキストなので、かみ砕いた説明がほしいところです。
まとめも少なく、どこが重要なのかもわかりにくいです。
独学生には、あまりおすすめできない本です。
自然科学のおすすめ参考書:問題集編
公務員試験 新スーパー過去問ゼミ 自然科学
おすすめ度:★★★★★
問題数:272問
- テーマごとのまとめが、しっかりしている
- 問題数がちょうどよく、2周目も勉強しやすい
- とても人気がある
『スー過去』は、テーマごとのまとめが最高によい問題集です。
「過去問だけ解いとけ」というアドバイスがあるかと思いますが、過去問ベースで勉強したい人にとって『スー過去』は必須です。
テーマごとのまとまりが、どの問題集よりもよいので、とくに暗記科目では強い味方になります。

Amazonでも評価は4.5と高く(2020年5月30日現在)「最初に手に取る参考書としては、ベスト」などのコメントがあります。
ちなみに、問題集は本がとても厚くなるので、Kindle版もおすすめしています。
大学での空き時間や、図書館での勉強など、カバンに入れて持ち運ぶときに、荷物が軽くなってラクです。
公務員試験 本気で合格! 過去問解きまくり! 自然科学
おすすめ度:★★★★★
問題数:181+165問
- すべての問題に各試験の重要度があるため、対策しやすい
- 問題数が多いので、とりこぼしにくい
『過去問解きまくり』は、重要度が確認しやすい問題集です。
この問題集がスゴいのは、すべての問題に試験ごとの重要度があります。『スー過去』はテーマはじめだけですが、『過去問解きまくり』はすべての問題にです。

独学生にとって、重要度が確認できるかどうかは、とても大事です。誰かに頻出部分を教えてくれない以上、自分で調べるしかないからです。
『過去問解きまくり』では、重要度の確認を過去問を解くだけで、ついでにできてしまいます。
テキストパートもまとまっています。
つくりも『スー過去』と似ているため、2つとも受験生に大人気の問題集です。
出たDATA問 過去問精選問題集 自然科学
おすすめ度:★★★☆☆
問題数:292問
- 問題数が多く安いので、コスパがよい
- 問題と解答が別ページなので、時間がかかる
- 見出しなどが乏しく、みづらい
『出たDATA』は、コスパがよい問題集です。
他の問題集とくらべて500~1,000円も安く、生活にキビしい人にとってありがたいです。
1冊あたりの問題数もかなり多く、たくさんの問題に触れたい人には、相性がよいかもしれません。
デザインは色がなく、問題と解答がはなれているので、勉強しづらい印象を受けました。
とはいえ、問題集としては十分使えます。費用が気になる人は、この問題集で勉強するのもよいでしょう。
自然科学と人文科学の参考書えらびは似ている
自然科学と人文科学は、同じ教養(一般)科目で、暗記科目を多く含むため、同じシリーズでバリエーションを展開するものが多いです。
自然科学も人文科学も、参考書えらびがしたい人用に、人文科学編もあります。

おすすめ度が高い参考書は「独学生が使うならどの参考書か」という点を1番意識してえらんでいます。
どれも試験対策しやすく、効率のよいものなので、おすすめ度が高い参考書からくらべてみて、自分に合いそうなものを探してみてください。
他科目のおすすめ参考書↓
▶︎ 文章理解
▶︎ 数的処理
▶︎ 人文科学
▶︎ 自然科学
▶︎ 社会科学
▶︎ 憲法
▶︎ 民法
▶︎ 行政法
▶︎ 政治学
▶︎ ミクロ・マクロ経済学
▶︎ 時事問題
▶︎ 面接
▶︎ 論文
▶︎ SPI