
『スー過去』ってよく聞くけど、本当に大丈夫?
正直、使いやすいの?
問題集はぜんぶ同じので揃えたいから、失敗したくない!
公務員試験でよく聞く『スーパー過去問ゼミ』通称『スー過去』。
これまで累計92冊の公務員試験の本を紹介してきましたが、『スー過去』はその中でもとっても使いやすい問題集です。
これから長くつきあうことになる問題集、何冊か買ってから「しまった!」と間違えたくはありません。
買う前に知っておくことで、なんとなくではなく納得した上で問題集を選べるようになります。
- 『スー過去』の勉強しやすい特徴がわかる
- 『スー過去』を使ってみた感想がわかる
『スー過去』が使いやすい理由3つ
その1:テキストパートがまとまっている
ほぼすべて問題集は単元ごとに問題を分けて出題しています。『スー過去』はその単元ごとにテキストのまとめがあるのですが、それが絶妙にまとまっています。
例えば「問題と解答のみの問題集」を解いていたとします。回答がまちがっていたので答えが気になりました。しかしたった今解いた問題が、参考書で勉強してきたどの範囲なのかが分かりません。
そういったことがないように、『スー過去』は単元ごとにテキストパートがあるのです。
このような構成は『過去問解きまくり(旧クイマス)』にもありますが、受験勉強でもっとも復習したいところ、つまり頻出度が多く、瞬時に理解したいところだけがしっかりまとめられています。
使ってみてもそう思います。ちょうど有名講師による講義ノートをそのままいただけたような感じです。
この点は、受験生がもっとも評価している点だと思います。
その2:問題数がちょうどよい
まずはこちらをご覧ください。この表は数的推理の各問題集の問題数です。
問題集(数的推理) | 問題数 |
スピード解説 | 143 |
スー過去 | 288 |
過去問解きまくり(クイマス) | 153 |
だからカコモン | 133 |
出るとこ過去問 | 55 |
9回勝負 | 67.5 |
数的推理の問題数は『スー過去』が圧倒しています。数学系は特に演習量が必要な科目です。たくさん解くことで覚えられることができます。その演習量がしっかりとれる問題集だということが分かります。
続いて憲法の問題数をみてみましょう。
問題集(憲法) | 問題数 |
スピード解説 | 143 |
スー過去 | 226 |
過去問解きまくり(クイマス) | 237 |
だからカコモン | 91 |
出るとこ過去問 | 100 |
出たDATA問 | 150 |
数的推理と比べて、憲法は比較的おぼえる範囲がせまい科目です。じっくり時間をかけるより、みた覚えのある問題を確実に解くのが、得点力のカギになります。
『過去問解きまくり』の方が問題数がすこし多いですが、先ほどの理由から、それほど問題数によるアドバンテージは大きくないので、心配ありません。むしろほどよく問題が削れていてよい印象を受けます。
こういった問題数のバランスが『スー過去』ではしっかり考えられています。
その3:クセが少ないので失敗しにくい
どんなテキストや問題集も、自分が使うのには向き不向きがあります。
『スー過去』はたくさんの受験生に愛されてきました。他の問題集と比べても非常によく売れています。
それに加えてAmazonなどの評価でも、ほんの一部を除いて高評価を維持しつづけています。
それぞれの向き不向きがあるのにも関わらず、たくさんの人から愛され、高評価であることは、自分もまた満足する確率が高いということです。
せっかく買った問題集で失敗はしたくありません。他の科目も一式そろえるつもりなら、なおさらです。
『スー過去』は100%ではないにしろ、ケガしない問題集である可能性が高いのです。
『スー過去』は安定感がある問題集
『スー過去』は問題を解いたあと復習ができるようテキストがまとまっていたり、問題数がちょうどよかったり、とにかく安定しています。
『スー過去』は安定しているので、確実な点数をとりやすく、そのため公務員になる夢に近づくことができます。
公務員になる夢が失敗にならないよう、よい問題集を使いましょう。
絶対、合格しましょう!